2018.09.16社会人

社会人が楽しむべき髪色２０１9年最新版

こんにちは☆

原宿・表参道にあるhair salon CANAANスタイリストの立石純也です。

美容師になって１３年、たくさんのお客様と出会い、色々な髪の悩みや相談を受け、お客様に合わせた提案をしてまいりました。

その中で思った事、

それはヘアカラーにおいて『明るさや色の制限』があるお客様が多いという事です。

高校生は校則、大学生はバイト先での規則、社会人は会社の社則、

そう考えたら本当にしたい髪色ができている人はバイトをしていない大学生ぐらい。

そこで私考えました、

ヘアカラーに制限がある社会人にもその中で最大限に楽しめる髪色がある事！！

それを紹介していきたいと思います(^ ^)

CANAANホームページはこちらから

ヘアカラーの基礎知識

明るさとは？

実はヘアカラーで一番大事なのは明るさ。

制限が多い社会の中で明るすぎる、派手、そう上司に指摘される原因のほとんどがこの明るさによるものです。

明るさにはレベルという形で番号がふられていて、バイト先や会社によっては「７レベルならいいよー」、「８レベルまでならいいよー」と言われている方が多いようです。

ではそのレベルって明確には何なの？どのくらいなの？

をお伝えいたします。

レベルスケール

レベルというのが美容業界で決まっていて、目で見て誰でも共有できるようにレベルスケールというわかりやすい指標があります。

それがこちら↓

この毛束を作っているメーカーで若干の見え方の違いはありますが、基本的な色はこんな感じです。

１・２・３・４レベル（黒髪）

ここまでは地毛よりも暗い黒なので（場合によっては青黒い）明るさ？というよりは白髪染め、意図的に真っ黒にする、ヘアカラーを明るさとして楽しむというよりは黒の艶感を楽しむような明るさとなります。

白髪染めの記事はこちら

５レベル（地毛風ブラウンカラー）

このは明るさは一般的に日本人の地毛の明るさと言われています。

染め方によりますが地毛に戻していきたい方はこの５レベルでオーダーすると自然な明るさになります。この明るさも艶感が出やすい明るさです。

６・７レベル（セピアブラウン）

一般的には暗めと表現される艶感のある明るさ。

この明るさでカラーリングしていれば極端に目立つ事なく、色が抜けても明るくなりすぎないので安心してできる明るさです。

透明感を求める方には少し物足らない？って思うのがこの６・７レベル。

でもしっかり素敵な色は出せますよ！

そして↓

８レベル（グレージュカラー）

明るすぎず暗すぎず、髪色をナチュラルに、そして会社でも穏便に事を済ませられる社会人にぴったりの明るさ、それが８レベルです。

どの明るさよりも染めたて・抜けた後のバランスが良い明るさ。

日本人の黒目の色が８レベルぐらいの明るさが多いので違和感なくどんな人にも似合う、それがこの明るさの特徴です。

ナチュラルな範囲で艶感や透明感を楽しみたい方にオススメです！

９レベル（ラベンダーアッシュ）

色味と透明感を楽しめる明るさです。

一般的にはこの９レべルからが明るいという認識になります。

染めたてもそうですが、色が抜けた時により明るい印象になります。

今の流行りの透明感カラーは９レベル以上のカラー剤を使って表現することが多いです。

１０レベル〜１５レベル

１２トーン（セピアグレージュ）

１５トーン（ラベンダーベージュ）

一般的に明るい印象を持つ明るさです。

色味を綺麗に出しながら明るさも出すので普通では得られない透明感を感じる事ができます。

この明るさになると色持ちや艶感こそあまりないものの、やわらかさや透明感をしっかり楽しむことができます。

１５レベル以上

基本的にはパウダーブリーチという脱色剤を使わないとできない明るさです。

髪色で遊ぶ事を目的としているので色持ちは短く、ダメージもありますが普通の明るさでは得られないようなカラーリングをすることができます。

現在ではケアブリーチといって、ダメージを最小限に抑えながらこの明るさを作れるようになりました。

いい時代ですね(^ ^)

でも社会人にはなかなか受け入れられないが現実です。

トーンとは？

レベルは純粋な明るさを表す指標、よく耳にするトーンとは何か？

トーンとは、明るさに色の性質を合わせた時の明るさを示す指標となります。

レベルと同じように数字で表され、色味をイメージした上での明るさをわかりやすく表現したものです。

イエロー・グリーン・ブルー・パープル・ピンク・レッド・オレンジ、それぞれに性質があり、その色によって感じる明るさが変わってきます。

イエローに近づけば色は明るくやわらかく見え、パープルに近づけば暗く艶やかに見えます。

髪のカラーが抜けた状態に近いイエローは色持ちは短く、反対にパープルは色持ちの良い色味とされています。

それぞれ性質が違うものの、色味によって色の配合量を変え、どの数字のトーンでも近い状態になるよう作られているのがカラー剤です。

ヘアカラーの簡単な考え方

１レべルの黒〜２０レベルの白、その間で髪のメラニンという色素を引いたり、カラー剤でブラウンという色を足したり、その足し引きをしながら色味を入れるのがヘアカラーです。

白い画用紙に色ペンで線をひいたら色がビビットに出ますよね？

それが黄色い画用紙だったら？

茶色の画用紙だったら？

それを髪で表現するのがヘアカラーです。

簡単にいうとそんな感じです。

でもかなり奥深い！

だからカラーリングは本当に楽しいのです⭐︎

染めた時と色が抜けた時の明るさ

カラーリングをする時に注意しなければいけないこと、

それは染めた時と抜けた時での明るさの違いです。

染めた時↓

抜けた後↓

染めた時は丁度良くても時間が経ったら思ったより明るくなってきちゃった、、、

そんな経験はありませんか？

わかりやすくいうと染めたてがトーン、抜けた後がレベル。

色味が入っているかいないかで見える明るさが変わるということです。

カラーリングは色が抜けた時も考えてするのが大事です。

今も、未来も考えてこそ抜ける段階も楽しめる素敵な髪色が実現できます。

室内で見るカラーと屋外で見るカラー

室内↓

窓際↓

カラーリングの見え方を変えるのは光。

美容室によって白っぽい照明、黄色っぽい照明の美容室があります。

同じカラーリングをしても光の種類によってまったく違う色に見えます。

それは室内と屋外の光の強さでも同様です。

外の光の入らない室内と、光がたっぷりある屋外では、カラーリングの見え方は、まったく違う色・明るさとなります。

普段のライフスタイルでどこで生活し、どう見せなきゃいけないか？

そこを美容師に相談するのが大事です。

『どこで自分をどう魅せたいか？』

これが美容室でカラーリングをオーダーするキーワードとなります。

自分がどんな職場で働いていて、どんな制限があって、どんなイメージにしていきたいかをカウンセリングで明確にしておくと、上司に目をつけられることなくカラーリングを楽しむことができます。

『全ての人に髪色を楽しんでほしい』

これが私たちの美容師の願いであり叶えるべきことだと思います。

髪色のご相談は

LINE@はこちら

Instagram の DM から 📩

ご予約は

CANAAN ホームページから 🌱

CANAAN designer 立石純也

1985年9月20日生まれ

サロンワークを軸に一般紙・ヘアカタログ撮影、美容業界へのセミナーや美容学生への講師・教育活動をしています。

カラー知識が豊富で地毛風カラー・ナチュラルカラー・ハイトーン・グレイカラーまで幅広くお客様のニーズにお応えできます。

グレイカラーが記事はこちらから

社会人が楽しむべき髪色２０１9年最新版

関連記事

表参道の美容師が教える／ヘッドスパの効果Best5！！

『これから縮毛矯正をかける方が知っておくべき７つの事』

ホームページ撮影

MILBON世代対応カラーセミナー

新美容撮影